アマゾンのレコメンデーション機能とはなんだろう？

アマゾンではレコメンデーションという機能を使用して商品の売上率を大幅にアップさせました。

レコメンデーション機能とは、簡単に言うとそのユーザーに合ったおすすめの商品を紹介する機能です。

アマゾンの成功で有名になったこのレコメンデーション機能は、今日では色々なECサイトで使用されています。

今回は、レコメンデーション機能の簡単な説明とアマゾンのおすすめ商品をより自分好みに修正する方法をご紹介します。

購入履歴や閲覧履歴または登録した情報に基づいて、ユーザーの趣味嗜好に合致した商品をホームページやメールで紹介する機能です。

最近では様々なホームページ上で使われている機能ですが、アマゾンは、このレコメンデーション機能の成功例と言われています。

確かに、アマゾンでは至る所でこの「おすすめ」機能が使われていますよね。


例えば、「〇〇さんへのおすすめ」や「よく一緒に購入されている商品」、「この商品を見た人は以下の商品も見ています」といった表示と共に、関連商品や自分の趣味に合った商品が紹介されていますよね。

自分の好みや必要性に合致した商品が表示されるので、予定になかったのについ買ってしまった……という経験をした方は多いと思います。


何故、相手の趣味嗜好に合わせた商品を表示できるのか、簡単に説明すると、

1.ユーザーの購入履歴や閲覧履歴を記録する

2.同じ商品を購入している他の人々と購入履歴を比較し、そのユーザーがまだ購入していない商品があればオススメする

という仕組みになります。


実際には登録しているユーザーの情報(性別、家族構成など)や商品の情報(ブランド、種類など)も組み合わせて判断するなど、もう少し複雑な仕組みになっているようです。

また、参考になる商品の数が増えれば増える程、より正確なおすすめ商品が分かるようになります。

アマゾンで使用されているレコメンデーション機能の一つに「〇〇さんへのおすすめ」があります。

自分の購入履歴や閲覧履歴からおすすめ商品が紹介されるので、自分の知らなかった好みの商品に出会えたり、過去に購入したブランドの新商品や本の続刊が表示されるので、忘れずに予約・購入できたりする便利な機能です。


しかし、全く買うつもりのない商品の閲覧履歴や人に贈るプレゼントの購入履歴から自分の好みとは違うオススメ商品が表示されてしまう事もあります。

もしくは、購入した商品が使ってみたら気に入らなかった、という事もありますよね。

そんな時は、その商品をおすすめ商品の参考元から外したり、商品を評価したりする事でおすすめ商品をより自分の好みに近づける事ができます。

アマゾンでは購入履歴と閲覧履歴が別々に管理されているので、両方の編集方法を紹介します。

1.「マイストア」をクリックします。

2.「おすすめ商品を正確にする」をクリックします。

3.左のメニューの「商品情報の変更」の中から、変更したい情報をクリックします。

4.おすすめの参考にしたくない商品は、「おすすめ商品に使わない」というチェックボックスにチェックを入れます。


チェックを入れるとすぐに保存され、反映されます。

また、既に購入した商品を評価する事で、おすすめされる商品をより自分の好みに近づける事も可能です。

ここで商品の評価を行っても、他の方に表示されたりする事はないので気軽にしてみてください。

1.「マイストア」をクリックします。

2.「表示履歴」をクリックします。

3.履歴から削除したい商品の「削除」をクリックします。

また、全ての履歴を削除したい場合は、

4.「表示履歴」画面で「履歴を管理」をクリックします。

5.「全ての項目を削除」をクリックします。

という手順で削除する事も可能です。


更に、「履歴を管理」の「閲覧履歴のオン／オフ」で「オフ」に設定する事で、現在使用している端末で閲覧・検索した商品の履歴が記録されなくなります。

アマゾンではレコメンデーション機能を利用して売上を向上させています。

アマゾンにとってメリットになるだけではなく、ユーザー側にとっても商品検索する手間を省いたり、自分の趣味に合った商品を見つける手がかりになったりする便利な機能になります。

おすすめリストは商品を評価するとより正確になるので、やった事がない方もたまには商品評価を行ってみてください。


このレコメンデーション機能をうまく活用できれば、お買い物が効率よくなりますし、的確に必要なものを見つけることができます。

まさにお買い物テクニックの上級者と言えるかもしれませんね。

ぜひ、レコメンデーション機能を使いこなしてお買い物上手を目指してみてください。